雑学

バカを気にして生きるほど、世間は狭くない。失敗を悔み続けるほど、人生は長くない。 この二つから言えることは、「バカと思われる挑戦は、それほど不合理じゃない」ってことかな。(自分メモ) 世の中を本気で変えたいと思っている起業家が 初めからエグジットを考えるのだろうか?余ったお金を道楽投資に回すことも金融だけど、生きたお金の金融って、ある気がする。(自分メモ)

研究トピック

研究トピック 弊社では既存の概念に囚われない研究を独自に進めています。 時として、その時勢の常識からみると“間違っている”ことを発するかもしれません。しかしながら、間違いは修正すれば良いのです。 人類の進歩は「間違いを恐れず、発信することが原動力になっている」と信じて、ここでは独自の研究コンセプトを発信します。 研究トピック紹介 時系列パターン分析 1次元時系列は7パターン、2次元時系列は17パターンであることが数学的にわかっています。 実質物価の変動分析 経済は毎日動いています。経済の状態を一番端的に示すものは物価であり、物価の日次の変動を通して、経済の今を見ることが可能になります。

経済物理学

  数学:論理の構造を決定する  物理学:現象の構造を特定する   工学:現象への対処を具現化する 当社代表取締役 尹 煕元(ユン ヒウォン)が日本テクニカルアナリスト協会で講演したセミナーの一部の映像です。 『経済物理学が、なぜ、必要なのか?』のご参考になれば幸いです。 更新日:2016/4/11 著者のジェイムズ・オーウェン・ウェザーオールは 「物理学とは、単に数理モデルや物理理論を学ぶことではない。問題は、そういうモデルをどのように理解するかということだ(日本語版)」 と記してます。 そして最後に 「In fact, they should be better(英語版)」 で結んでいます。 つまり、『経済物理学は、今、必要とされている』ということですね。 更新日:2013/5/26 「日本経済新聞の経済教室」で、新潟大学の家富 洋 教授が経済物理学のコラムを執筆しています。 先週5月24日(金)には、「ユール・スルツキー効果」を紹介しています。 これは「ランダムなデータであっても、移動平均を計算すると『周期変動』に見えてしまうことがある」というものです。 経済や金融市場を見るときに、注視しなければならないことや、その対処法を経済物理学は教えてくれています。 更新日:2013/4/1 経済物理学は1997年の物理学の学会で、物理学者たちが始めた経済に関する雑談に端を発するといわれています。 今後、経済物理学に関する情報を、ここで展開していきます。

第3話 アルゴリズムとテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析の関係

当社代表取締役の尹(ユン)が、2015年3月19日に日本テクニカルアナリスト協会で講演した時の抜粋動画です(YouTubeの日本テクニカルアナリスト協会チャンネルにある動画です)。 テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、アルゴリズム・トレードの関係についてコメントしてします。ご視聴下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=noYphCY8eRE <第2話へ> <第4話へ つづく>

第2話 アルゴリズムトレードとリスク

*上図はアルゴリズムトレードによる損益分布の一例を示したもの 第2話 アルゴリズムトレードとリスクについて考えてみる  金融の世界では ”リスク” という言葉がよく使われます。このリスクという言葉はとても重要なのですが、アルゴリズムトレードを考えるときには注意が必要です。   1. 金融の世界でのリスクとは? 金融の世界では”ボラティリティ” すなわち「保有資産価格リターンの標準偏差」をリスクと定義しています。単純に言えば「値動きの激しさ」がリスクということです。 金融のリスクという観点からすると、価格が変わらないものはリスクがゼロということになります。その一方で、価格が変わるものには必ずリスクがあります。金融市場で儲けたいと思うならば、価格の動く資産を売買しなければなりません。それが「リスクをとる」ということです。リスクに関わることは金融工学という学問がいろいろと教えてくれます。 2. アルゴリズムトレードとボラティリティの関係 アルゴリズムトレードは金融市場で売買するための道具です。つまり、自分の資産の量を変化させるときに使う道具です。ところが、金融世界でのリスクであるボラティリティは、値動きの激しさについての情報しか教えてくれませんから、これまでの「金融工学的なリスク管理という技術は、アルゴリズムトレードの使い方についての有効な情報をあまり与えてくれません(少しは役立ちますが・・・)」。 それは、ボラティリティという基準が、(1)資産を持ち続けている場合や (2)どの資産が良いかを選択する場合(例えば、トヨタが良いか、ホンダが良いか)には有効なのですが、(a)売買するタイミングを決める時や(b)売買する数量についてはあまり役立たないからなのです。 アルゴリズムトレードはこの(a)と(b)に関する技術なのです。 3. HFTはリスクをコントロールしているのか? 金融市場において、価格を観察している期間が長くなれば、変動幅は一般的に広がります。その点では、観察期間が瞬時となるHFTは、価格の変動幅を狭い範囲に抑えて売買していることになります。しかし、だからと言って、HFTが金融市場における売買のリスクをコントロールしていると言えるでしょうか? 3.1 HFTが管理しているのは? HFTは、金融市場の最新情報を管理者に伝え、管理者からの指令(売買)を即座に実行します。ミリ秒単位の情報のやり取りになるので、この管理者は売買アルゴリズムを実装しているコンピュータになります。 市場の反応を誰よりも早く知覚できるため、管理者である売買プログラムの意図を忠実に実行できることになります(100%とは言えませんが、それに極力近い数字になると思われます)。 すなわち、HFTが管理しているのは、予め準備されている売買プログラム(アルゴリズム)の実行可能性なのです。 3.2 アルゴリズムトレードが管理しているのは? アルゴリズムトレードは、通常、数理的な分析に基づいて作られます。ベースとなる分析は、何を目的とするかによって千差万別ですから、一律な基準を儲けて管理することは簡単ではありません。アルゴリズムトレードが管理しているのは、事前に想定された数理的な分析の範囲内での行動(売買パターン)と想定外な事象が発生した時の停止判断(これがなければ、暴走します)、ということです。 3.3 人間が管理すべきこと 金融市場は、絶えず新しい情報が行き交う場ですので、想定できない動きを発生させることが間々あります。大事な事は、想定外の事象が発生した場合に、アルゴリズムトレードがどのように発ち振る舞うかを監視し、最終的なオン・オフのスイッチを人間が管理する事です。 万能薬が存在しないように、万能アルゴリズムトレードは存在しません。 <第1話へ> <第3話へ>

第1話 HFTとアルゴリズムトレード

*上図はアルゴリズムトレードによる損益分布の一例を示したもの 第1話 アルゴリズムトレードとHFTを混同していませんか? 1. HFTとは? HFTとは、High Frequency Tradeの略称で『コンピュータを使った金融市場での高速売買』の総称です。 1.1 HFTは何をもたらしているのか? 現在(執筆時:2013年)、金融市場では1000分の1秒(ミリ秒)単位で売買が執行されています。 このミリ秒単位の高速処理は、人間の認識のレベルを超えています。さらには、コンピュータの情報伝達速度さえも超えている可能性があります。 この状況は、市場が発信している情報が、自分のところに到達している時点で、すでに変わっているという結果をもたらします。 すなわち、『HFTは金融市場での取引が不確実な情報による環境下で行わなければならない』ことを意味します。 1.2 HFTとアルゴリズムトレードの関係 HFTを実施するためには、コンピュータによる執行が欠かせませんが、それは執行手順を具体化するプログラムが重要です。一方、アルゴリズムトレードは、市場データの分析をベースに作られるものであり、直接、HFTとは関係はありません。 *執行が遅いアルゴリズムトレードは数多く存在します。 すなわち、アルゴリズムトレードのすべてがHFTを前提にするものではないのです。 2. アルゴリズムトレードは必須か? アルゴリズムトレードとは、アルゴリズムによる金融市場での売買、すなわち、『コンピュータのよる自動売買』の総称です。 2.1 アルゴリズムトレードの本質 わからない事とランダムな事は違います。市場の構造がわからないとき、それを「ランダム」と考えるか、「わからない」と捉えるかで、やり方は全く異なります。そこにアルゴリズム・トレードの本質があるのです。 *ランダムは数式になりますが、わからないは数式にはなりません。 2.2 誤解されているアルゴリズムトレード アルゴリズムトレードには、コンピュータが欠かせません。コンピュータを使うと、作業の効率をとても高めることができるのですが、その一方で、コンピュータはプログラムされた通りにしか動きません。すなわち、効率を高めることには活用できても、アルゴリズムトレードを自動的に儲けられる道具にすることはできません。金融市場での儲けは「リスクをとったことの対価」であり、アルゴリズムトレードが収益を上げる可能性があるのであれば、それはリスクをとっているからです。リスクを含め「アルゴリズムが何とかしてくれる」と考えている人がいるならば、それは大きな誤解です。 *もし、自動的に、必ず儲けが出せるのであれば、アルゴリズムトレードの提供者は、日本では贈与税を払わなければならないでしょう。 3. これまでの金融のリスクとは異なるリスク 金融工学は、値動きの激しさの度合いをリスクと定義しました。これは資産を選択するという業務においては、とても便利でした。ところが、タイミングを図るアルゴリズムトレードに対しては、これまでの金融リスクは必ずしも有効なリスク尺度になりません。 <第2話へつづく>

CMD分析トピック

If you can’t explain it simply, you don’t understand it well enough. – Albert Einstein 本質を考えてみるここでは、様々なトピックを、CMDラボの独自視点で解説します。 HFTとアルゴリズムトレード HFTとは何か?アルゴリズムトレードとどのように関係するのか?そして、これからの金融市場にどのような影響を及ぼすのか?について解説します。 経済物理学 経済学と物理学。少し異色な組合せですが、実際に起こっている『現象を数理的にとらえたい』という目的は変わりません。 CMDラボ レポート CMDラボが提供するレポートを紹介します。 雑学 新しい発想をめぐらせるための様々なトピックを取り上げて紹介します。