一大イベント「半減期(halving)」

2016年7月9日土曜日、ビットコインは半減期(halving)を迎えます。時刻としては午前11時*が予定されていますが、正確には具体的な時点として予定されているのではなく、ブロックナンバー420,000がマイニングされた直後に発生します。

*午前11時は米国西海岸での時刻(日本時間7/10午前3時)です。ブロックの生成時間のバラツキによってこの時刻は大きくズレる可能性があります。

*現在(7/9(土)15:40時点)のところでは日本時間の7/10(日)午前2時少し過ぎになりそうです。すなわち、当初の想定よりも1時間くらい早まりそうです。

半減期って、何?

そもそもビットコインはマイニングという作業によって発生します。マイニングとはコンピューターを使って決められた計算処理を行うことなのですが、その手間の報酬としてマイナー(マイニングをする人)にビットコインが発行されます。半減期とは、この報酬が半分になることなのです。今回の半減期では、報酬が25ビットコインから12.5ビットコインへ半減します。

なぜ、ビットコインに半減期があるの?

それは、ビットコインの発行総量に上限を設定するための手段が必要だからです。すなわち、同じマイニングという作業を行っても、時間が経つに従ってその報酬として発行されるビットコインの量を少なくし、最終的に2140年にはビットコインの発行を停止させて総量を確定させるための手段として半減期があるのです。

半減期の後はどうなるの?

将来のことは厳密にはわかりません。過去の事例としては2012年11月に前回の半減期がありました。この時は報酬が50ビットコインから25ビットコインに半減しました。

このときの価格変化は半減期日の前後でそれほど大きく変化しませんでしたが、数週間後に上昇をし始め、その後に6ヶ月以内に10倍になる急騰を記録しました。以前の状況が今回の状況に当てはまるとは思えませんが、次の半減期までは4年間ありますので、需給を見据えた取引がし易くなることにはなるでしょう。

(つづく)


☆執筆者:グレン・ランバート(Glenn Lambert)& 尹 煕元